アジア各地に点在する遺跡、文化財、または博物館に対して、手を差し伸べようと思いませんか。
現在、新興国で国際強力活動に参加するJICAボランティアは、累積すると44,062人(JICAボランティア累積より)います。しかし、それは1,2年単位で現地に滞在する専門家や隊員であり、一般人が容易に参加できるものではありません。
「何か1つでも現地の遺跡、文化財、博物館に貢献したい一般人」を対象に、S.A.Mは1,2週間現地滞在して、各地を見聞しながら、遺跡、文化財、また博物館に対して協力するための海外活動を企画しました。第ー弾は世界遺産で知られるスリランカの仏歯寺とボロンナルワ遺跡で清掃をする活動です。これはスリランカ側より賛同と了承を頂いています。
その他の国でも遺跡、文化財、博物館における協力活動を計画しています。このような活動を通して何か眼に見える形で1つでも貢献したいという方、1,2週間の海外活動に参加したいという方々を募集しています。
- ・旧満州・長白山・高句麗遺跡スタディ・トリップ
- ・スタディ・トリップ(裏面)
- ・スタディ・トリップ(表面)
- ・<8月出発>インドネシア・トラジャコーヒー農園 見学・体験 7日間(PDF文書)
- ・倉橋良伸氏がご案内するトルコ周遊スタディツアー 9日間(PDF文書)
- ・インドネシア・トラジャコーヒー農園 見学・体験ツアー 7日間(PDF文書)
- ・東トルコ周遊スタディーツアー 8日間(PDF文書)
- ・イラク復興現場スタディーツアー 8日間(PDF文書)
- ・イエメン ソコトラ島とスタディツアー(2014) 10日間(PDF文書)
- ・国立博物館募金寄付とイラク文化遺産国際交流スタディーツアー 7日間
- ・イエメン スコトラ島ボタニックガーデン 寄付ミッション 10日間
- ・世界遺産清掃と学校ボランティア体験 スリランカ国際交流スタディーツアー 6日間
四月下旬に行うスタディトリップのご案内です。
2月に行うスタディトリップのご案内です。今回はベツレヘムに泊まり、エルサレムを見学します。
トラジャ・コーヒーは、第二次世界大戦前のオランダ植民地下の農園で栽培されたコーヒーでした。スラウェシ島のトラジャ地方で採れたアラビカ種の最高品種として王侯貴族向けに栽培されていました。しかし、戦後オランダ人が追放されてから、トラジャ地方のコーヒー産業は衰退してしまったようです。
そのトラジャ・コーヒーを再興したのは日本でした。戦後初期のODA援助を利用して、キーコーヒーが、現地の農民たちに品質管理や栽培技術を教え、約20年もの歳月をかけてコーヒー農園事業をふたたび軌道にのせました。
この農園経営は、現地の雇用を増やし、徹底して現地の人々によって運営するという方針を取ることで途上国支援の役割を果たし、また、極力自然の熱帯雨林を損なうことのない農園を維持することで自然環境に対する負荷の無いかたちを取っています。
こうした農園を訪れ、収穫体験などをしてみませんか?
一般的なインドネシア観光で訪れるジャワ島やバリ島などではなく、スラウェシ島に入り、伝統的な家屋である「トンコナン」の村を訪れ、現地の文化に触れるというのもこのツアーの楽しみの一つです。
西のシルクロードを巡りながら東トルコ史跡を訪問
2011年の東トルコ震災被災地にも足を踏み入れる9日間
トルコは東西約2500キロにまたがる広い国土を持ち、東トルコはグルジア、アルメニア、イラン、そしてイラクと隣接する位置にあります。古くから東方教会の建造物、アレキサンダー大王の足跡、西のシルクロードの交易の歴史が残り、これらが現在の観光資源となっています。しかし、日本で3.11の東北大震災があった2011年の10月、ヴァン郊外を震源にしたマグニチュード7を超える大震災により、アルメニア教会が崩壊し、ヴァン城は城壁が倒壊、博物館は機能マヒに陥るなど甚大な被害を被りました。
私たちは2012年7月にこの地を視察して、被害の深刻さを痛感し、この地の文化財の保護や復興支援を訴えております。今回、スタディー・ツアーでこの地を取り上げ、皆さんにも私たちと認識を共有していただこうと考えました。