イラクレポート

2013年1月19日 イラク・バグダッドにてイラク写真協会ハディ・アル・ナジャル会長ほか写真協会幹部と会いました。戦争終結10年目になるイラクでは、今もなお欧米メディアによる政治と動乱に関する写真配信が多く、日常生活を伝える写真が少ないため、イラクの現状を知ってもらいたく、日本で写真展を開催することを提言。出来る限りの協力をすると約束しました。

ストックしているイラクの写真の説明を受ける代表

1月23日 イラク・バグダッドでイラク観光考古省、リワ・スマイセン大臣と会いました。大臣はイラクと日本の関係構築とイラク観光と考古復興の分野について、「幹部候補を育成するための観光と考古分野における研修制度を今まで以上に活発化させて、第二のエジプトになるようにお互い取り組みたい」と強調。またイラク文化面における復興のひとつとして展示会開催を行なうことにも肯定的でした。

リワ・スマイセンイラク観光考古大臣に問いかける代表

1月24日 イラク中部のクートにてイラク写真協会クート支局所属世界最年少のカメラマンであるカマル・ハシム・ムハンさん(10歳)と会いました。イラク戦争後に生まれたカマル氏はイラン・イラク戦争や湾岸戦争も知らない世代ですが、これからのイラクの将来を担う役割を重んじ、独自の才能を生かして、職業人としてのフォトジャーナリストを目指し、今後も自らの活躍に時間と努力を注ぐと語りました。

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