マレーシア東部ボルネオ島とラブアン島訪問報告

2019年3月20日~28日にかけて、マレーシア・サバ州のコタキナバルとラブアン島を訪問しました。コタキナバルはUNESCO世界遺産で知られるキナバル山が聳えるマレーシア東部サバ州の州都です。また、ラブアン島は連邦直轄地で東アジア最大の金融センターとして知られています。今回の訪問は、NPO代表中山信一を団長として、学校交流と文化交流という2つの目的でコタキナバル市内の高校と州政府教育庁、ラブアン市内の高校と連邦直轄教育庁にご挨拶させていただくというものでした。

リゾートで有名なコタキナバルビーチの夕日

21日 サバ州地元高校校長ら教員との初顔合わせ
22日 サバ州地元高校との交流 
中山(SAM代表)団長による学校訪問。      
・全校生徒(700名)の前であいさつ

授業風景
金曜礼拝参加
サバ州政府教育庁長官との懇談
23日 サバ州キナバル山・山岳民族部落訪問

地元の人々による踊りの歓迎を受けました。

25日 ラブアン島移動 
26日 市内文化、スポーツ施設を視察 
ラブアン島地元高校訪問  

歓迎式典
ラブアン島政府教育庁舎にて、教育関係者会議に参加

現地の教育関係者より、日本の学校と交流を希望する旨の要請を受けました。

・マレーシア連邦直轄教育庁(東マレーシア政府教育庁)長官との懇談

27日 ラブアンにてマレーシア政府関係者と今後の交流内容確認 

《おわりに》
今回の訪問で、現地政府より学校交流に関して次の3つの提言を受けました。①プロフェショナルラーニングコミュニティ(PLC)の構築。②スクールリンケージ。③サッカー教育です。 
①のPLCとは、教員相互の交流を通して互いのスキルアップを図りたいという考え。②のスクールリンケージは、生徒も含めたこの地域の様々な学校相互の交流を行うこと。③は、教育現場でサッカーによる交流を行うことです。 
今後、私たちはこの考え方に共鳴してくださる日本の学校を探して、マレーシアの学校との交流をはかりたいと考えます。

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